Longing for Modernity / MOMAT

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12/23(水)から始まった東京国立近代美術館のMOMATコレクション、工芸館で展示されている収蔵作品展「未来へつづく美生活展」に行ってきました。

皇居すぐそばの近代美術館。今まで食指が伸びなかったけれど、今回の展示会は最近興味出てきた工芸関係。どんなもんだろうと軽い気持ちで行ってみたらこれがなんとも心鷲掴みにされる内容だったのです。

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12/23とあって、参賀帰りの人とすれ違いながら向かいます。地下鉄竹橋駅(初めて降りる)からすぐそばに近代美術館があるのですが、そこから徒歩5分くらいのところに位置する工芸館。そのまま公園を突っ切ると武道館と科学技術館。

 

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建物は1910年に建てられた旧近衛師団司令部庁舎。中は鉄筋コンクリートで補強されているらしいけれど外観は当時の感じがしっかり残っています。いろんなディテールが素晴らしい。

 

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2Fの展示ホールにのぼる階段上の窓の素敵さったら!

 

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剣持勇のラウンジチェアと柳宗理のバタフライスツールのハマり様。展示ホール間の休憩スペースとして使われていました。

 

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館内は意外とアルテックのイスが配置されたりして程よいミックス感。

 

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しかも近代美術館、工芸館含めて写真撮影OKという太っ腹仕様。展示会初日にも関わらず人はまばらだったので遠慮しがちに、(でも内心ひどく興奮しながら)パシャパシャ撮れました。展示の内容はもちろんのこと、レイアウトもセンスがビシバシほとばしってます。

 

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黒田辰秋の螺鈿白蝶縞中次を中心に

 

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ランドスケーププロダクツの中原慎一郎さんセレクトのルーシー・リーの陶器やマルセルブロイヤーのワシリーチェア(もう1点あったカンチレバーっぽい、カンチレバーじゃないイスも興味深かった)。

 

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特別企画2つ目は、皆川明さんディレクションのミナペルホネンのテキスタイルに呼応する収蔵作品。うっとり見とれてしまう、増村益城「乾漆朱輪花盤」× minä perhonen「hanaco」

 

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ハンス・コパー「スペード・フォーム」、ルーシー・リーの鉢、minä perhonen「cloudland」

ハンス・コパーに一瞬で心惹かれたので帰ってから検索したら、ルーシー・リーに影響与えた方(18 歳年下だけど)でした。よりミニマム、無骨で抽象的。共同制作していた時期もあるらしく、確かに繊細な作風は共通している印象。

 

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桂盛行「鶉四分一打出水滴」

この何とも言えないむっちり感。

 

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須田悦弘「葉」、minä perhonen「winter flags」

この葉、なんと木彫りらしいです。須田さん、これまた気になって調べてみたら、多摩美1年の時受けた彫刻の授業で作った木彫りの「スルメ」が思いのほか良い出来でこの道に進もうと思ったらしい…。(その後そのスルメで日本デザインセンターの面接を通ったというエピソードも)

 

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ボディル・マンツ「アンギュラー・フォーム、”キューブ”」、minä perhonen「cube」

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場所を移してMOMAT(national Museum Of Modern Art, Tokyo)のコレクションへ。

ちなみに1Fの家具がどこのか気になったので近くのスタッフさんに聞いてみるも「知らない」と素っ気ない返事。うーん。

 

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「作品多すぎてどれ見ていいかわかんない!」というゆとり世代のために「超・有名作品だけ集めました」のハイライトコーナー作っていたり(最初のキャプションで中々楽しげにそう書かれていた)、「眺めのよい部屋」と区切って謎の休憩スペース設けてたり(皇居見下ろせるし確かに眺めは良かった)、斬新な展示でした。調べてみたら2012年にリニューアル。日本初の国立美術館と由緒正しい所なんですね。今回は「ちょっと建築目線でみた美術、編年体」と称して同年代の建築と比較して説明していくというもの。一見玄人好みしそうな内容ですが、すごくとっつきやすくて楽しく見れました。

 

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現代美術の配置も丁度よい。(全部が全部だとすぐお腹いっぱいになっちゃう)

 

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どちらの展示会も入場料すごく安いし(両方見て430円!)、空いているのでもう一回ゆっくりまわりたいな&いろんな人にオススメしまくろうと思える良い展示会2つでした。

さぁ年末差し迫ってきたので今年の事は今年中にケリつけなきゃ!

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